「Tracers 日経平均高配当株50インデックス」と「日経平均高配当利回り株ファンド」は、どちらも日本の高配当株に投資するインデックスファンドですが、ベンチマーク(基準となる指数)や運用方針が異なります。
① Tracers 日経平均高配当株50インデックス
- ベンチマーク:日経平均高配当株50指数
- 運用会社:ニッコー・アセットマネジメント
- 信託報酬:0.10725%(税込)
- 特徴:
- 日経平均225銘柄のうち配当利回りの高い50銘柄に投資
- インデックスファンドとして、指数に連動した運用を行う
- 信託報酬が安く、低コストで運用できる
- 奇数月ごとに分配金が出る(分配金あり版)
- NISA枠での運用も適している
📌 おすすめの人
- コストを抑えて長期運用したい人
- 分配金を定期的に受け取りたい人(分配金あり版の場合)
- 日本の大型・安定企業の高配当株に投資したい人
② 日経平均高配当利回り株ファンド
- ベンチマーク:独自の高配当株ポートフォリオ
- 運用会社:三菱UFJ国際投信
- 信託報酬:0.693%(税込)
- 特徴:
- 日経平均株価の採用銘柄から配当利回りが高い30社を厳選
- インデックス運用ではなく、アクティブ運用(指数より良い成績を目指す)
- 半年ごと(年2回)の決算で、分配金を支払う可能性
- 信託報酬はインデックスファンドよりやや高め
- 純資産額が1,795億円と大きく、人気が高い
📌 おすすめの人
- **指数に連動しない運用(アクティブ運用)**を求める人
- 日経225の中でもさらに厳選した高配当株に投資したい人
- 半年ごとの分配金を期待したい人
主な違いの比較表
| 項目 | Tracers 日経平均高配当株50インデックス | 日経平均高配当利回り株ファンド |
|---|---|---|
| 運用会社 | ニッコー・アセットマネジメント | 三菱UFJ国際投信 |
| 投資対象 | 日経平均225の中で配当利回りが高い50銘柄 | 日経平均225の中で配当利回りが高い30銘柄 |
| 運用方法 | インデックス運用(指数に連動) | アクティブ運用(指数を上回ることを目指す) |
| 信託報酬 | 0.10725%(安い) | 0.693%(やや高め) |
| 分配金 | 奇数月ごとに分配(分配型のみ) | 半年ごと(年2回決算) |
| リスク | 指数連動で安定しやすい | 厳選投資のため、価格変動がやや大きくなる可能性 |
| 純資産規模 | まだ小さい(新しいファンド) | 1,795億円と大きい |
どちらを選ぶべきか?
- 長期運用&低コストを重視するなら → Tracers 日経平均高配当株50インデックス
- 高配当30銘柄に厳選したアクティブ運用が良いなら → 日経平均高配当利回り株ファンド
- 分配金を定期的に受け取りたいなら、どちらも候補になるが、Tracersの方が低コストなので、長期運用向き
結論として、手数料が安く長期向きの「Tracers 日経平均高配当株50インデックス」が有利ですが、より厳選された30銘柄のアクティブ運用が好みなら、日経平均高配当利回り株ファンドも良い選択肢です。
